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− Postfixについて
更新: 2012年5月26日



What is Postfix?

Postfixはsendmailに代わるMTA (Mail Transport Agent)として開発されたソフトウェアで、sendmailとの 互換性が高く、安全、メンテナンスが容易、速い、などの特徴を兼ね備えた メールサーバソフトです。最近ではLinuxの一部のディストリビューションで 標準のMTAとして採用されています。

PostfixはSMTPサーバとしての機能しか持っていないため、メールサーバとして 稼働するにはPOPサーバやIMAPサーバが別途必要になるかもしれません。 Postfix関連リンクに紹介されているものを 参考にしてみて下さい。

Postfix と他の MTA との比較


動作環境

Postfixは以下のOSでサポートされています(附属ドキュメント [version 2.3.0 INSTALL ファイル]より)。

AIX 3.2.5 / 4.1.x / 4.2.0 / 4.3.x / 5.2
BSD/OS 2.x / 3.x / 4.x
Darwin 1.x
FreeBSD 2.x / 3.x / 4.x / 5.x
HP-UX 9.x / 10.x / 11.x
IRIX 5.x / 6.x
Linux Debian 1.3.1 / 2.x / 3.x
Linux RedHat 3.x - 9.x
Linux Slackware 3.x / 4.x / 7.x
Linux SuSE 5.x / 6.x / 7.x
Mac OS X
NEXTSTEP 3.x
NetBSD 1.x
OPENSTEP 4.x
OSF1.V3 - V5 aka Digital UNIX
Reliant UNIX 5.x
Rhapsody 5.x
SunOS 4.1.x / 5.4..5.9 (Solaris 2.4..9)
Ultrix 4.x

入手方法

ソースコードはFTP サイトから入手できます。国内では ring server がミラーしているようです。

特定のシステム向けのコンパイル済みパッケージなどは本家の Postfix Package and Portsを 参照して下さい。

rpmのインストール時にsendmailとの依存関係でインストールに失敗する場合は RH Postfix FAQを参照(簡単な英語のページです)。


インストール

ファイアウォールなどの難しい設定を必要としない、普通の環境への インストールであれば、パッケージに附属の INSTALLファイルを読むだけで 十分ですが、 念のためにPostfixでのspam対策も ご覧ください。

また、私の2.1.5 インストール記録を置いておきますので、よかったら参考にして下さい。 SMTP Authに対応した記録も 置きました。 リンク集には他の方が書かれたインストール記録などもあります。

RPM などのパッケージでインストールした方へ

パッケージでインストールした方も、一度 INSTALLファイルを見て、 どこまですでに行なわれているのかを確認してみて下さい。たいていの場合、 section 6の

  # make install (19991231版以前では # sh INSTALL.sh)

の実行が終わったところからの設定が必要になると思います。



ike@kobitosan.net