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[postfix-jp: 1596] Re: ヘッダの Received: のドメイン名について



桜根です。

2005/10/31 の 19:05:02 頃 だいすけ さんが書いた
  「[postfix-jp: 1594] Re: ヘッダの Received: のドメイン名について」
   <<20051031190458.D115.NISHIKOKU@xxxxxxxxxxxxxxx>>
     についての返信です。

>このとき、DOMAIN-Bから送信したメールのヘッダにDOMAIN-Aが出力されてしま
>うので、MTA-AをDOMAIN-Bのホストとして登録し、MTA-BのrelayhostにはDOMAI
>N-BのFQDNを記述しているのですが、おそらくReceived:行はmyorigin(DOMAIN-
>Aになっている)が出力されてしまうようで、DOMAIN-Aが出力されてしまいます。
>これをDOMAIN-BのMTAとして出力させることはできないでしょうか。

MTA-A の myorigin を MTA-B にする。
ただし、MTA-A から送信するメールも MTA-B の FQDN が付きます。

って、これでは駄目なのですよね?
つまり、
・DOMAIN-A から送信するメールのヘッダーには MTA-A の情報のみ
・DOMAIN-B から送信するメールのヘッダーには MTA-B の情報のみ
ということをしたいのですね。

一つ問題があると思います。
相手MTA(送信先MTA)が付ける Received: 行にはどちらもMTA-A の
IPアドレスを逆引きした FQDN が出てしまいます。
それは問題無いのですか?


さて、だいすけさんの要望を実現する方法ですが、あまり詳しく無い
私だったら以下の方法を試してみます。
・MTA-A に postfix を全く異なるディレクトリィに2つインストールする
・2つ目の postfix を MTA-B の Domain のサーバとして設定 (MTA-B')
  (ホスト名を変えないと HELO コマンドで失敗するかも)
・2つ目の postfix を 25/tcp 以外で起動 (例えば 10025/tcp)
・MTA-B からの転送を MTA-A:10025 にする。

これで MTA-B から MTA-A を経由して出て行くメールには MTA-B' の
ヘッダーが付くと思います。
# それとも master.cf の修正だけで出来るのかな?


ただし、上記に書いた問題点は解決できません。IPアドレスが一つ
だとDNSの逆引きを制御するのは不可能だと思います。

-- 
桜根 克至 (さくらね かつし)
  e-mail : sakurane@xxxxxxxxxxxxxx

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References
[postfix-jp: 1572] ヘッダのReceived:のドメイン名について, だいすけ
[postfix-jp: 1583] Re: ヘッダの Received: のドメイン名について, iNOUE Koich!
[postfix-jp: 1594] Re: ヘッダの Received: のドメイン名について, だいすけ

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