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[postfix-jp: 3886] Re: Postfixのalways_bcc等で、元のBCCが上書きされてしまう
- Subject: [postfix-jp: 3886] Re: Postfixのalways_bcc等で、元のBCCが上書きされてしまう
- From: Mitsuru Ogino <ogino@xxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 06 Jan 2011 02:34:00 +0900
荻野と申します。
Naomi Kariya said the following on 11/01/05 19:26:
> ・メールの送信経路は、
> クライアント (送信) → SMTPサーバ → 外部SMTPサーバ(または
> ローカル)
(略)
> ところが、以下の問題が発生して、困っております。
>
> ・メールアーカイブサーバで、ユーザが指定したBCCアドレスが確認できません。
> (BCCが、always_bcc/recipient_bcc_mapsで指定した宛先で上書かれてしまう)
Bcc が確認できない、というのはメールのヘッダに Bcc: という行がないという
意味でしょうか。だとすれば、Bcc: ヘッダはクライアントからの送信時にはす
でに削除済なので SMTP サーバではどのような設定をしてもヘッダとしてとらえ
ることは出来ません。
To/Cc/Bcc の区別はできませんが、メールの宛先としては SMTP サーバのログに
残っているはずですから、それを別途収集するぐらいしか無いのではないでしょ
うか。宛先のうち、To: にも Cc: にも無いものが Bcc: だと推定できます。単
にログを保存するだけでも目的にかなうかもしれませんが。
メールから Message-ID: の行をみて、それをログ中の message-id= から検索
し、そこからキュー ID を得、同じキュー ID のログから to= を検索して宛先
を確認します。
> $ grep -F 4D244767.2070900@xxxxxxxxxxx /var/log/mail.log
> Jan 5 19:26:29 black postfix/cleanup[1078]: 816376000087: message-id=<4D244767.2070900@xxxxxxxxxxx>
> $ grep 816376000087: /var/log/mail.log | grep 'to=<'
> Jan 5 19:26:29 black postfix/local[1079]: 816376000087: to=<ogino@xxxxxxxxxx>, relay=local, delay=1.4, delays=1.3/0.01/0/0.05, dsn=2.0.0, status=sent (delivered to maildir)
固有でない Message-ID まで考慮するなら日時で絞り込むとかが必要かもしれま
せん。
SMTP サーバで転送がされている場合、ログ中 to= の後ろに orig_to= があれ
ば、orig_to= の方がクライアントが指定した宛先になります。
--
荻野 充 (おぎの みつる) ... 「萩(はぎ)」にあらず
Key fingerprint = 7F26 5414 1805 F31B 1617 10B7 C117 07AE 1691 9BD1
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- [postfix-jp: 3885] Postfixのalways_bcc等で、元のBCCが上書きされてしまう, Naomi Kariya
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