[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[postfix-jp:667] Re: postconf & default



どうも、遅くなってしまってすみません、森実 です

> From:Katsuyoshi KOYAMA <k-katsu@xxxxxxxxxxxx>
> To:postfix-jp@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
> Subject:[postfix-jp:660] Re: postconf & default
> Date:Sat, 14 Apr 2001 19:35:52 +0900
> Message-Id: <87u23rsr93.wl@xxxxxxxxxxxxxxx>
の、お手紙で、

> > postfix release-20010228.tar.gz を利用しています
>
> > なにげなく
> > # postconf > ./aaa
> > などとやって、設定内容を確認したのですが
> > 実際の挙動と異なる部分があったので
> >
> > # postconf -c /etc/postfix > ./bbb
> > diff ./aaa ./bbb
> > のように比較してみると、明らかに postconf -c /etc/postfix で動作して
> > いることが、確認出来ました
>
> という事は
> #postfix start
> でPostfixが見るconfigディレクトリが /etc/postfixでは無いって事ですね。

うぅ〜ん、postconf が見てる config ディレクトリが /etc/postfix では無い
って感じなんです

> > INSTALL.sh でのインストール時も
> > config_directory: [/etc/postfix] に対して、デフォルトのままに
> > しており、各種設定ファイルは、/etc/postfix にインストールされています
>
> このあたりは「使用しているOS」、「どうやってインストールしたか」を
> 書いてくれたら答えやすいと思いますよ。

FreeBSD-4-Stable です、最後に makeworld したのは 3 月末ですね
uname -?(a など) すると FreeBSD 4.3-RC Sat Mar 31
(4.3 Release がもうすぐなのです)

- FreeBSD の ports は使わない
- sendmail を postfix に置き換え (Replace sendmail altogether)

- (GNU)tar zxfps release-20010228.tar.gz
- cd release-20010228

- 添付されているドキュメント = INSTALL とか
  http://www.chem.nagoya-u.ac.jp/ike/postfix/ 等を参考に

- user: postfix, group: postfix, maildrop の作成

- make
- /bin/sh ./INSTALL.sh
ですね

> > postconf (あるいは、postfix なのか?) における、
> > 「デフォルトの設定ディレクトリ」とは、どこなのでしょうか?
>
> In order to build with non-default settings, for example, with a
> configuration directory other than /etc/postfix, use:
>
>     % make makefiles CCARGS=-DDEF_CONFIG_DIR=\\\\\\\"/some/where\\\\\\\"
>     % make
>
> デフォルトは/etc/postfixなはずですが(^^;

FreeBSD 側の make 関係の bsd.*.mk とか、
/etc/default/make.conf、/etc/make.conf 等も確認してみましたが
CCARGS=-DDEF_CONFIG_DIR の様な設定は、無いですね

なので、やはりデフォルトの /etc/postfix になるはずだと思いますね

make やら /bin/sh INSATLL.sh を実行する前に script を利用して
インストール時のログを取ってますんで、このログも見たのですが
変な所はなさそうです

各実行ファイルの Makefile ( = $展開ディレクトリ/src/postfix/Makefile 等々 )
も、ざっと見てみましたが、まともだと思えます

> > また、FAQ 等には無かったのですが、
> > main.cf で設定した内容は、「# postconf 」では確認出来ず
> > 「 # postconf -c /etc/postfix 」と、毎回指定が必要なのでしょうか?
>
>
> んな事ありません(^^;
> 起動時に
>
> #postfix -c /etc/postfix start
>
> で/etc/postfixを見にいくはずです。

えぇ、そうなんです
postfix 自体は、ちゃんと /etc/postfix/main.cf の記述通りに動作してます
そのこと自体には、なんら変に思えることはないんです

/etc/postfix/main.cf を変更して postfix reload とか、電源 off -> on を
しても、ちゃんと /etc/postfix/main.cf の設定通りに動作してます

ただ、postconf を実行すると、その結果が、実際の挙動と異なるんです

まぁ、release-20010228.tar.gz に対しても、既に postfix-20010228-pl01 (かな?)
のような、より新しいものが配布されてますんで、次回 update する時に、
もう少し色々と注意深く観察してみようと思っています

> IP複数で複数のPostfixを走らせるならば指定が必要ですが...

今回インストールしたマシンは jail 使ってませんし
NIC も一枚、ipconfig alias の様な複数 IP address 割当てもしてません

単純な構成で、評価中といったところです

と、ここまで書いていて、原因が判明しました

今回のインストールをする前に、ports を利用して 19991231-pl10 を一度
インストールしていたようです
# いずれ使ってみたいから入れとこう、と、安易にやったみたいです

こののち、pkg_delete をやらなかったようで
- 残骸が /user/local/sbin/postconf 等が残っています (postfix も残っている)
- path が /usr/local/sbin には、通っている

今回インストールしたのは
- /usr/libexec/postfix/ で、こちらには path を通していない
- 起動は /usr/local/etc/rc.d/postfix.sh から
  /usr/libexec/postfix/postfix start

結局、残骸の postconf が活躍してしまっていたようです
# いじくりまくっているお試し環境が、失敗の原因でした
# もっと早くに、find /kokodoko -name "post*" すれば良かった

お騒がせしました m(_ _)m
--------
森実 栄治郎 (Eijirou MORIzane): emori@xxxxxxxxxxxx


[検索ページ] [Postfix-JP ML Home]