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[postfix-jp:696] Re: 複数ドメインの設定方法
- Subject: [postfix-jp:696] Re: 複数ドメインの設定方法
- From: ike@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (IKEDA Nozomu)
- Date: Fri, 27 Apr 2001 17:00:57 +0900 (JST)
池田@名古屋大学です。
04月26日(木) 15時05分頃、"A.Furuhashi"さんは書きました。
>>現在 1つ サーバーで
>> aaa.com (メインのドメイン)
>> bbb.com (サブドメイン)
>> ccc.com (サブドメイン)
>>の複数ドメインが存在していて
>>以下の様に メールエリアスを設定しています。
(中略)
>>このような設定の場合、メインのドメイン(aaa.com)を
>>virtualの中に記述するなら、mydestinationに $mydomain(=aaa.com)
>>を指定してはいけません。
>>
>>との御指摘を頂き、どうすればよいのかを 悩んでいます。
Postfix 形式のバーチャルドメイン (virtual(5) 参照) では、システムの
メールアカウント、つまりそのホスト上のユーザや /etc/aliases にある
アカウントへのメールは直接は扱えません。例えば、virtual table に
設定しない限りは、root@xxxxxxx へのメールは配送できなくなります。
これを避けるために、最低一つのドメインは virtual で設定せずに
mydestination に記述するのが無難だと思います。また、そのホストだけは
sendmail 形式のバーチャルドメインとするのでもよいでしょう
(virtual.domain whatever 行は書かない)。
Postfix 形式のバーチャルドメインを使うと、virtual で指定した
アカウント以外のユーザ宛のメールを、全てユーザが存在しないものとして
バウンスしてしまいます。Sendmail 形式では、virtual にはそのドメインの
アカウントとして記述されていなくても、aliases やローカルユーザに
メールを配送することができます。
>>特に 上記の部分のうち 以下をどう記述するのが
>>正しいのでしょうか?
>>間違えている箇所を 是非 御指摘くださいませ
>>
>>mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain $mydomain
>>mydomain = aaa.com
>>myhostname = mail.aaa.com
>>mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8
>>myorigin = $mydomain
このままにしておいて、virtual table から
aaa.com anything
削除すればよいのではないでしょうか?
>>又、SPAM 対策 の為 smtpでの 送信は LAN内からのみ
>>行うようにしたいのですが このままで 良いのでしょうか?
$smtpd_recipient_restrictions にデフォルト値が入っていれば問題ないと
思います。
>>aliases で 以下の様に設定していますが
>>postman@xxxxxxx 宛に メールが届きません。
>>下記の設定ファイルの意味は
>>
>>MAILER-DAEMON@xxxxxxx
>>postmaster@xxxxxxx
>>bin@xxxxxxx
>>〜省略〜
>>decode@xxxxxxx
>>宛に送られたメールは
>>全て、postman@xxxxxxx に宛て先を変える
>>というものではないのでしょうか?
上にも書いたように、おそらく aaa.com anything の行があるために、
/etc/aliases の情報が利用できないのではないでしょうか。
それと、RFCで規定されているように、それぞれのドメインには postmaster
のアカウントが必要だと思います。
#これって RFC2821 には "Any system that includes an SMTP server"
としか書いてないのですが、バーチャルドメインの場合にも必要ですよね?
- References
-
- [postfix-jp:695] 複数ドメインの設定方法, A.Furuhashi
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