[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[postfix-jp:810] Re: 送信ポート変更
- Subject: [postfix-jp:810] Re: 送信ポート変更
- From: Akinori Iizuka <Akinori.Iizuka@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 20 Jun 2001 12:12:33 +0900
飯塚です。
でかけなければならないので、手短にします。
Kimiya Kitani wrote:
>
> 木谷です。
>
> 同一のMTAを二度別ポートで通過させるということですよね?
> それって、どのようにすればよろしいのでしょうか?
>
わたしがやったときは、「同一のMTA」ではなく2つの Postfix 環境を
作りました。
仮に、最初に受信するほうを fe (front-end) ウィルススキャンした後
配送に使用されるほうを be (back-end) とよぶことにします。
まず、be の方は通常どおりインストールします。 設定環境も /etc/postfix
におきます。
設定のポイントとしては、transport 等の配送設定は通常よくあるバターンに
なるとおもいますが、smtpd をポート30025で走らせるために master.cf を
smtp inet n - n - - smtpd
から
smtpd inet n - n - - smtpd
に書き換えて、/etc/services に
smtpd 30025/tcp
を追加しました。
で、fe の方は /etc/postfix 以下を /etc/postfix-fe にコピーして
queue_directory を be の環境とは別になるように main.cf で定義しなおします。
myhostname も変えておくのは前のメールで書いたとおりです。
で、relayhost に [127.0.0.1]:20025 を指定します。 ここで 20025 は
ウィルススキャンサーバのポート番号です。
後は必要に応じてSPAM対策の設定をします。
あと、細かいことを言えば be の smtpd は localhost からの接続のみ
受け付けるようにするなどするとよりよいかもしれません。
一番の考えどころは、fe と be のどちらの環境を /etc/postfix するかと
いうことでしょう。/usr/sbin/sendmail などのプログラムは2つの環境で
共有するようにしたので、newaliases とか mailq とか mail コマンドなどは
/etc/postfix の環境を見に行くのでローカルホストで mail コマンドつかって
メールをしようとするとウィルススキャンはとおらないでしょう。
でも、newaliases などは be に効いててほしいし。
まぁ、ウィルススキャンをするだけでローカルデリバリをしないと割り切れば
(つまり、ローカルに aliases を持たなければ)いいのかもしれませんが。
ということで。
あとで、時間がとれたら postconf した結果(一部編集して)MLにのせようかと
おもいます。
--
Akinori Iizuka.
- Follow-Ups
-
- [postfix-jp:811] Re: 送信ポート変更, Kimiya Kitani
- References
-
- [postfix-jp:796] 送信ポート変更, Kimiya Kitani
- [postfix-jp:802] Re: 送信ポート変更, Akinori Iizuka
- [postfix-jp:804] Re: 送信ポート変更, TSUMAI Yasuyuki
- [postfix-jp:806] Re: 送信ポート変更, Akinori Iizuka
- [postfix-jp:807] Re: 送信ポート変更, Kimiya Kitani
[検索ページ]
[Postfix-JP ML Home]