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[postfix-jp:01338] Re: append_at_myorigin
- Subject: [postfix-jp:01338] Re: append_at_myorigin
- From: ARAKI Yasuhiro <yasu@xxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 09 Jan 2002 20:48:26 +0900 (JST)
荒木です。
完璧を期すならば? 小林さんのおっしゃる通り、
「ドメインを補完する内向きの smtpd と余計な補完をしない
外向きの smtpd を立てるべき」でしょう。
#方法は最後に。
一般的(=MTAの初期設定として適切)な話と実際に構築するときの話を
同列に語るのはむずかしいと思います。
まあ全ては過去のsendmailの多くが補完などを便利に行っていたのでそのため
補完をくわえておかないと面倒なことになる、ということかと思います。
From: Shuhei KOBAYASHI <shuhei@xxxxxxxxxxxxxx>
> >>>>> In <20020109.175239.71088821.yasu@xxxxxxxxxxxx>,
> >>>>> ARAKI Yasuhiro <yasu@xxxxxxxxxxxx> wrote:
> > > 間違ったものは間違ったままにして欲しいと思うのですが、なぜ
> > > 「切るべきではない」のでしょうか?
> [...]
> > 3. どこかで補完するなら、はじめに補完しておいたほうがリソースも食わない。
> > 自分が補完しなくても中継ホストで補完されたりするとわけがわからなくなります。
>
> 外から届いた「間違った」メールが自分のところで補完されたりするとわけが
> わからなくなりませんか?
> > 1への反論として「メッセージの内容はMTAがいじるべきではない、補完せずに
> > まちがったものはほっておいて、正しいアドレスをユーザがいれるべき」とい
> > うのがありますが現実問題としてその教育コストは小さくありません。
> > sendmail->qmailへの移行をしたことがあればわかっていただけると思います。
>
> qmail の経験があればこそ, このような場合の対処法がわかるのでは;-p
> 荒木さんは qmail FAQ の "How do I fix up messages from dumb clients?" を
> 読まれたことがあると思いますが,
>
> > 1. 多数のUnixホストがあるが、個々のユーザはメールサーバとして別に置いた
> > ホストにpopやimapでアクセスしメールを読んでいる場合、補完しないときは、
> > userだけだとuserにいつまでもメールが届きません。
> > usernameだけでメールを出す癖がついてる(古くからのユーザではあたりまえで
> > しょう)ユーザが多数いる大学のような場合はとくに有効です。
>
> このような場合にはドメインを補完する内向きの smtpd と余計な補完をしない
> 外向きの smtpd を立てるべきではありませんか?
> ;; Postfix でそのような設定が簡単に出来るかどうかは知りません.
append_at_myoriginの評価はrewrite(trivial-rewrite/rewrite.c)で
行っているので簡単にはいかないです。
やるならscreened routerとかをうまく置いて外むきのSMTPは補完するように
設定した別のpostfixを必ず通すようにして、スプールのあるサーバでは
補完をかけない、ということにするのでしょう。
#ひょっとして、内むきと外むきで違うIPをbindしたり、違うportをbindさせて
#smtpdを起動してmaster.cfに -o append_at_myorigin=no(内むき)とyes(外むき)を
#定義してやればいいのかなー、とおもって試してみましたがやはりできませんね。(Snapshot-20011217)
荒木靖宏
- References
-
- [postfix-jp:01334] append_at_myorigin, 山内 朋浩) <handy@xxxxxxxxx>
- [postfix-jp:01335] Re: append_at_myorigin, ARAKI Yasuhiro
- [postfix-jp:01336] Re: append_at_myorigin, Shuhei KOBAYASHI
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