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[postfix-jp:01944] Re: postfix + MySQL のバーチャルな環境でMLを作成したい。



池田です。

とみたまさひろ さんは書きました:
>virtual_maps で仮想ドメインを定義してしまうと、virtual_mailbox_maps に
>メールアドレスが登録されていても、qmgr の時点で unknown user エラーに
>なっちゃいますよね。
 そうなんですが、これはたとえば transport_maps などでその
バーチャルドメインを別の transport に渡すことができないのと
同様に扱う、つまり virtual(5) で Postfix 形式のバーチャル
ドメインを使うとその処理が優先されてしまうため、transport や
relocate, virtual(8) などではそのドメインを使うことができないと
言い切ってしまう方がわかりやすくないですか?

 もともと virtual(5) と virtual(8) の名前が同じであるという
だけでも混乱を招きやすい部分なので、できるだけドキュメントに
そのまま載っているような簡単な形をベースに説明することを
考えています。そういう意味で、virtual_mailbox_maps で仮想ドメイン
を定義するのは応用問題になってしまうように思うのです。

>2. Postfix 形式のバーチャルドメイン
>・virtual_maps にドメイン名を記述する。
>・virtual_maps で仮想アドレスと実アドレスのマッピングをする。
>
>3-a. virtual(8) その1
>・mydestination にドメイン名を記述する。
>・virtual_mailbox_maps で仮想アドレスとメールボックスのマッピングをする。
>
>3-b. virtual(8) その2
>・virtual_mailbox_maps にドメイン名を記述する。
>・virtual_mailbox_maps で仮想アドレスとメールボックスのマッピングをする。
>・transport_maps で仮想ドメインに virtual トランスポートを指示する。
>
>…というようになるかと思います。
>
>で、私は 3-a を「Sendmail 形式のバーチャルドメイン」、3-b を「Postfix 
>形式のバーチャルドメイン」と呼んでもいいんじゃないかな…と思ったのでし
>た。
 もともと「Sendmail 形式のバーチャルドメイン」というのは
sendmail の virtusertable(cf)/USERTABLE_MAPS(CF) 機能と同等の
もの、という意味ですので、3-a をそう呼ぶのは、特に sendmail から
移ってきた人には混乱を招くことになるので避けたいです。
 3-b は「Postfix 形式」でもかまわないとは思うのですが、
それであれば 2 の virtual(5) の Postfix 形式と区別する簡単な
言い回しが欲しいところです。

---
池田 望 (IKEDA Nozomu)   ike@xxxxxxxxxxxxx
http://www.kobitosan.net/ike/

References
[postfix-jp:01938] Re: postfix + MySQL のバーチャルな環境でMLを作成したい。, B <tommy@xxxxxxxx>

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