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[postfix-jp:02332] Re: spam対策について(不正なToアドレス)
- Subject: [postfix-jp:02332] Re: spam対策について(不正なToアドレス)
- From: IKEDA Nozomu <ike@xxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sat, 11 Jan 2003 21:09:38 +0900
池田です。
oshu さんは書きました:
>そのspamメールの特徴は、
> 存在するドメイン( XXXX.com )の、
> 存在しないサーバアドレス( banna.XXXX.com )の、
> MIMEエンコードされたアカウント名( 33)
>宛(すなわち To: 33@xxxxxxxxxxxxxx )に送信されて
>いることです( 33@xxxxxxxxxxxxxx も存在しません)。
>これが、存在するアドレス hoge@xxxxxxxx に配達されてしまいます。
:
>ただ、rootやpostmasterでなく、一般ユーザ(hoge)に直接配達されているのが
>解せません(ただし、aliasesの設定で root宛のメールは最終的に
>hogeに配達されます)。
ヘッダの To: と SMTP エンベロープ To: の違いは理解されていますか?
メールの宛先はヘッダの To: ではなく、SMTP で通信する際に
RCPT TO で与えられるアドレスです。Postfix を通ると、このアドレスは
Delivered-To: ヘッダとして残されます。
Bcc: は To: に含まれないアドレスに送られる例の一つですね。
おそらくこのメールはヘッダに
To: 33@banna
と書かれた hoge@xxxxxxxx 宛のメールが mail.XXXX.com に到達し、
その時点でヘッダの To: にドメイン名がないということで
To: 33@xxxxxxxxxxxxxx
と書き換えられたのではないでしょうか。
なお XXXX.com は実在のドメインなので、もしこのドメインの管理者で
ないのであれば、例示には example.com 等を使うようにしてください。
---
池田 望 (IKEDA Nozomu) ike@xxxxxxxxxxxxx
http://www.kobitosan.net/ike/
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