[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[postfix-jp:02499] Re: postfix2.0系のtransportの取り扱いについて



岩本といいます。

On Wed, 05 Feb 2003 16:55:23 +0900
Tetuya Saito <tetuya@xxxxxxxxxx> wrote:

> [main.cf]
> mydomain = hogehoge.or.jp
> mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, $mydomain

> [/etc/postfix/transport]
> hogehoge.or.jp             smtp:[aaa.aaa.aaa.aaa]

mydestination に hogehoge.or.jp($mydomain) を指定しているのに、
transport では他のサーバに配送するように設定するのはおかしいです。


> 上記の用に設定をし、外部よりmail1.hogehoge.or.jpにsmtpのセッションをはり
> mail from:test@xxxxxxxxxxxxxx
> rcpt to:test2@xxxxxxxxxxxxxx
> とするとtransportの設定に従い、内部メールサーバー(aaa.aaa.aaa.aaa)にrelayされます。
> 
> ところが上記設定をpostfix-2.0.3(2.0.0以降)に設定しますし、外部よりmail1.hogehoge.or.jp(postfix-2.0.3)
> にsmtpのセッションをはりましたころ、下記のようになってしまいました。
> mail from:test@xxxxxxxxxxxxxx
> rcpt to:test2@xxxxxxxxxxxxxx: User unknown in local recipient table
> 
> 上記のような結果となってしまい、色々とmain.cfの設定を変更してみたのですがなかなか自身が思うよな
> 動作をしてくれません。

mydestination は、自分自身が最終目的地だとみなすドメインを指定します。
(内部メールサーバへの)リレーを許可したいドメインは relay_domains に
指定します。

  mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain
  relay_domains = $mydestination, $mydomain

という様に設定すればいいと思います。

> これは、やはりpostfix-2.0.3(2.0.0以降)においてtransportの取り扱いが変更になってしまった性なのでしょうか

Postfix-1.1.12 と Postfix-2.0.3 で動作が違うのは、 local_recipient_maps の
デフォルト値が変わった為だと思います。

Postfix-1.1.12 では 

  local_recipient_maps =

となっている為、 smtpd ではユーザが存在するかチェックを行いません。

しかし、 Postfix-2.0.3 では

  local_recipient_maps = unix:passwd.byname $alias_maps

となっている為、 smtpd は /etc/passwd と alias_maps の情報を元に
ユーザが存在するかのチェックを行います。

その為、

> rcpt to:test2@xxxxxxxxxxxxxx: User unknown in local recipient table

というようにユーザが存在しないとエラーになっているのでしょう。

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪

References
[postfix-jp:02496] postfix2.0系のtransportの取り扱いについて, Tetuya Saito

[検索ページ] [Postfix-JP ML Home]