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[postfix-jp:03026] postfix on Solaris



こんにちは。

Solaris上でのpostfixを動作させる場合に、少し気になることがあります。

Solarisというより、System V Release 4をベースとしたシステムでは、デフォ
ルトではsendmail、そのlocal mailerによって/var/mail/$USERにUNIXメール
ボックスの形式でメールが配送されます。

このメールボックス形式は、伝統的なメールボックス形式と異なり、
Content-Length というヘッダにメールのボディの大きさを入れて、次のメー
ルの始まりを決めるという仕様になっています。

postfix 2.0.6あたりのソースをざっと確認すると、Content-Lengthというヘッ
ダの処理はメールを送り出すときに剥ぎ取る処理だけで、local(8)あたりは特
にContent-Lengthの処理を行うわけでもないようです。だとすると、

mailbox_command = /usr/lib/mail.local -d "$USER" -f "$SENDER"

といったことでもして、元のmail.local(8)あたりを使ってメールの配送を行
い、Content-Lengthを付けるようにしておかないと、元々のOSに用意されてい
るメールボックスを扱うコマンドの動作に影響があると思います。

ざっと(日本語だけ)検索をかけた限りは、この問題に触れているケースはみつ
けられませんでした。POP3やIMAPのサーバも自前で用意して、OSに用意してい
るコマンドから使用される場合は無視してるだけなのでしょうか。

それとも、何か深遠な理由があるのでしょうか?

-- 
神戸 隆博(かんべ たかひろ)		at 仕事場 

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