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[postfix-jp:03026] postfix on Solaris
- Subject: [postfix-jp:03026] postfix on Solaris
- From: Takahiro Kambe <taca@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 18 Jun 2003 16:48:37 +0900 (JST)
こんにちは。
Solaris上でのpostfixを動作させる場合に、少し気になることがあります。
Solarisというより、System V Release 4をベースとしたシステムでは、デフォ
ルトではsendmail、そのlocal mailerによって/var/mail/$USERにUNIXメール
ボックスの形式でメールが配送されます。
このメールボックス形式は、伝統的なメールボックス形式と異なり、
Content-Length というヘッダにメールのボディの大きさを入れて、次のメー
ルの始まりを決めるという仕様になっています。
postfix 2.0.6あたりのソースをざっと確認すると、Content-Lengthというヘッ
ダの処理はメールを送り出すときに剥ぎ取る処理だけで、local(8)あたりは特
にContent-Lengthの処理を行うわけでもないようです。だとすると、
mailbox_command = /usr/lib/mail.local -d "$USER" -f "$SENDER"
といったことでもして、元のmail.local(8)あたりを使ってメールの配送を行
い、Content-Lengthを付けるようにしておかないと、元々のOSに用意されてい
るメールボックスを扱うコマンドの動作に影響があると思います。
ざっと(日本語だけ)検索をかけた限りは、この問題に触れているケースはみつ
けられませんでした。POP3やIMAPのサーバも自前で用意して、OSに用意してい
るコマンドから使用される場合は無視してるだけなのでしょうか。
それとも、何か深遠な理由があるのでしょうか?
--
神戸 隆博(かんべ たかひろ) at 仕事場
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