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[postfix-jp:03440] Re: cleanup_serv ice_nameの設定



木谷と申します。

On Sat, 27 Sep 2003 11:45:19 +0900, Tadafumi Kouzato wrote:
>>  postfixを使用してある特定のドメインを自ホストの別ポートに飛ばして、
>>  そこでアドレス変換を行おうとしていますが上手くいきません。
 postfixを別ポートで起動させるためには、
 設定ディレクトリとメールスプールを別途用意する必要があります。

 chrootを使っておらず、デフォルトインストールされたと仮定しますと、
  (25と10000ポートを利用すると仮定して、
   ---> 25:postfix:10000 ---> 10000:postfix2 ---> ローカル配送

 /etc/postfix  ---コピー--->/etc/postfix2
  /var/spool/postfix ---コピー--> /var/spool/postfix2
  
  /var/spool/postfixのコピーは特殊なファイルがあるので、tar
 で固めて、別のディレクトリで展開して、名前変更して移動させた
 ほうがよいと思います。

 そして、/etc/postfix2/master.cf

smtp      inet  n       -       n       -       -       smtpd

を

10000      inet  n       -       n       -       -       smtpd

とかに変更すると10000ポートでLISTENするようになります。10000という数字が
いやであれば、/etc/servicesに適切にかけば、数字ではなく文字でもいけます。

で、/etc/postfix/main.cfのmydestinationをコメントし、
relay_domain=mydestinationに書いた内容そのもの

とし、

mailbox_transport = smtp:localhost:10000
relayhost = [127.0.0.1]:10000

ということで、10000ポートへ来たメールを転送します。

/etc/postfix2/main.cfのmynetworksはローカルホストだけでいいので、
postfix2であれば、mynetworksをコメントし、mynetworks_style=host
でいいと思いますね。(ダイレクトに10000にアクセスされるとまずいので)

後は、
/etc/postfix/main.cf
	myhostnameを変更しましょう。postfixを別ポートで立ち上げる場合に
	同一ホスト名だとエラーでます。

/etc/postfix2/main.cf
	スプールの位置を、/var/spool/postfix2にしましょう。


そして


/usr/sbin/postfix -c /etc/postfix   start
/usr/sbin/postfix -c /etc/postfix2  start

ということで、二つ起動すればよいです。

# telnet localhost 25
 EHLO localhost
 QUIT

# telnet localhost 10000
 EHLO localhost
 QUIT

辺りでとりあえず反応があるかどうかわかるはずです。
後は、/etc/postfix2/main.cfでしかるべき設定をすればよいのではない
でしょうか。





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References
[postfix-jp:03389] cleanup_service _nameの設定, 松沼 隆之
[postfix-jp:03435] Re: cleanup_serv ice_nameの設定, Tadafumi Kouzato

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