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[postfix-jp: 1339] Re: MacOS X 10.4 Tiger上でのSMTP-AUTHの実現について
- Subject: [postfix-jp: 1339] Re: MacOS X 10.4 Tiger上でのSMTP-AUTHの実現について
- From: afreen <afreen_folder62@xxxxxxx>
- Date: Wed, 20 Jul 2005 18:04:09 +0900
藤森様, さかづめ様, Postfix-MLの皆様
afreenです。早速の返信ありがとうございます。
実はメールをポストしてからも試行錯誤を繰り返した結果、無事
SMTP-AUTHが有効になりました。その経緯を報告させていただ
きます。
まず、前回のメールでは書いてませんでしたがsaslpasswd2は
パッケージシステムfinkでインストールしたものを用いていまし
た。(当たり前だとおっしゃられるかもしれませんが)これがい
けなかったようです。
あらためて
http://asg.web.cmu.edu/cyrus/
よりダウンロードしたcyrus-sasl2.1.21のソースをコンパイル
し、utils以下に作成されたsaslpasswd2を用いること
で/etc/sasldb2.dbが作成されました。
早速メールクライアント(OS標準のMail 2.0.2を使用して
います
> 藤森様)を設定し、メールを送信しました結果‥‥
SMTP-AUTHが有効に働きました。
というわけで一応SMTP認証が可能になりました。レスをくだ
さった藤森様、さかづめ様ありがとうございました。
さて、とりあえず認証が有効になったので喜んでいたのですが、
いくつか疑問が残っています。
1. fink でインストールされたsaslpasswd2で作成した
sasldb2が
なぜCan't openだったのか?
さかづめ様のレスにもパーミッションの指摘がありましたが、
Can't open dbとエラーが出ることからsasldb2のパーミッショ
ンを666にしていました。全てのユーザに読み書き権限を与えて
いたということです。にも関わらず, Can't openのエラーが出て
いたのが不思議です。現在は
$ ls -l /etc/sasldb2.db
-rw-r----- 1 root postfix 16384 7 20 17:26 /etc/sasldb2.db
としています。
saslpasswd2はsaslのためのデータベースを作成するコマンドだ
と理解していました。この理解だとfinkでインストールされた
saslpasswd2と, 自分でコンパイルしたsaslpasswd2のどち
らを
用いても差がないような気がします。再びfink版のsaslpasswd2
で/etc/sasldb2を作成して認証を試みましたが前回と同様のエ
ラーが出ました。
2. (今回あらためてソースからコンパイルした)saslpasswd2
を使うとBus Errorが出る
今回あらためてコンパイルしたcyrus-saslはsaslpasswd2
を利用
しただけでライブラリのインストールはしていません。このあた
りは
http://www.waishi.jp/~yosimoto/Postfix/
を参考にしています。
$sudo ./saslpasswd2 -c -u mydomain user
とすることで/etc/sasldb2.dbの作成は可能ですが、必ずBus
errorが出ます。
$ sudo ./saslpasswd2 -c -u example.jp user
Password:
Again (for verification):
Bus error
$
藤森様の指摘されていたリンクエラーとはこれのことでしょう
か?
3. cyrus-sasl2.1.21のソースファイルを適切に修正できたかどうか?
ソースをダウンロード、展開した後に
$ ./configure
$ make clean
$ make
しました。ところが
client.c:64: error: static declaration of 'global_callbacks' follows
non-static declaration
saslint.h:112: error: previous declaration of 'global_callbacks' was
here
client.c: In function '_sasl_print_mechanism':
client.c:863: warning: unused parameter 'rock'
make[2]: *** [client.lo] Error 1
make[1]: *** [all-recursive] Error 1
make: *** [all] Error 2
とエラーが出ました。そこで
lib/client.c の64行目
static sasl_global_callbacks_t global_callbacks;
を
extern sasl_global_callbacks_t global_callbacks;
と修正し、無事makeできました。この修正で何か不具合は起こ
るのでしょうか?
4. 未だにerrorが出る(しかし、認証には成功している)
/var/log/mail.logを見ますと未だに次のような警告がでます。
Jul 20 17:35:59 hostname postfix/smtpd[21790]: warning: SASL
authentication failure: no user in db
しかし、認証には成功してますし、不正なユーザ名、パスワード
で認証しようとしてもはじかれることはちゃんと確認しました。
---- 以下 /var/log/mail.log -----
Jul 20 17:35:35 hostname postfix/master[21788]: daemon started --
version 2.1.5
Jul 20 17:35:59 hostname postfix/smtpd[21790]: connect from unknown
[192.168.1.6]
Jul 20 17:35:59 hostname postfix/smtpd[21790]: warning: SASL
authentication failure: no user in db
Jul 20 17:36:00 hostname postfix/smtpd[21790]: C15D8896F0:
client=unknown[192.168.1.6], sasl_method=CRAM-MD5,
sasl_username=admin@example.jp
Jul 20 17:36:00 hostname postfix/cleanup[21793]: C15D8896F0: message-
id=<FABE1B1A-8842-4CF0-95EB-441CB4DDFB2F@xxxx
Jul 20 17:36:00 hostname postfix/qmgr[21794]: C15D8896F0:
from=<user@example.jp>, size=593, nrcpt=2 (queue active)
Jul 20 17:36:01 hostname postfix/smtp[21795]: C15D8896F0:
to=<user@example.jp>, relay=xxxx, delay=2, status=sent (250 Ok:
queued as 2497EB6C043)
Jul 20 17:36:05 hostname postfix/smtp[21796]: C15D8896F0:
to=<user2@xxxxxxxxxxx>, relay=xxxx, delay=6, status=sent (250 2.0.0
j6K8a5WL007003 Message accepted for delivery)
Jul 20 17:36:05 hostname postfix/qmgr[21794]: C15D8896F0: removed
---- 以上 /var/log/mail.log -----
上記のような疑問は残りましたが、とりあえずはよしとして
(笑)SMTP認証が可能になったことを喜びたいと思います。
貴重な情報をくださった方々、本当にありがとうございます。
疑問が解決したならば、またこの場を借りて報告させていただき
たいと思います。
afreen
afreen_folder62@xxxxxxx
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