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[postfix-jp: 1805] Re: IPエイリアスでNameServiceError?
- Subject: [postfix-jp: 1805] Re: IPエイリアスでNameServiceError?
- From: YAMAGUCHI Takanori <y@xxxxxxx>
- Date: Tue, 28 Feb 2006 19:26:27 +0900
やまぐちです。
「[postfix-jp: 1802] Re: IPエイリアスでNameServiceError?」にてTakahiro Kambeさん曰く、
>In message <20060228.175128.41649302.taca@xxxxxxxxxxxxxxx>
>smtp-a unix - - n - - smtp
> -o smtp_bind_address=192.168.1.1
>smtp-b unix - - n - - smtp
> -o smtp_bind_address=192.168.1.2
>
>とか作ってtransportで切り替えられそうですが、結局発信元で使い分けると
>いうのが、無理かな?
$sender_based_routing というパラメータがあります。どういう意味で、
どう使うのか、ドキュメントを見ても書いてありません。かわりに
"This parameter should not be used." とだけ記述されてます:-)。
これを yes に設定すると、たしか $transport_maps が宛先アドレスではなく
送信元アドレスによって切り替わるようになります。
# かなり昔に試したときの記憶で書いているので、嘘かもしれません。
なので、master.cf に上記のような設定をした上で、$transport_maps で
example.com smtp-a:
example.net smtp-b:
のように設定すれば実現できると思います。たぶん。
# かわりに、宛先アドレスによる静的経路が設定できなくなります。
あるいは、check_sender_restrictions で
example.com FILTER smtp-a:
example.net FILTER smtp-b:
のような送信者アドレスによって異なるコンテンツフィルタに処理を
わたすようなテーブルを指定してやることでも実現できると思います。
この場合、$content_filter の設定を上書きするので、ウィルスチェックなどが
はたらかなくなります。というか、コンテンツフィルタではないものを
フィルタとして指定してるので、使い方としては間違ってます:-)。
ちなみに、postfix 2.3 では $sender_dependent_relayhost_maps という
パラメータが増えてます。relayhost を切り替えるものであって
transport を切り替えるものではないようなので、このような目的には
使えないとは思いますが、FYI ということで。
--
やまぐちたかのり // y@xxxxxxx
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http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/postfix-jp-list
- References
-
- [postfix-jp: 1793] IPエイリアスでNameServiceError?, watanabe
- [postfix-jp: 1796] Re: IPエイリアスでNameServiceError?, Katsushi Sakurane
- [postfix-jp: 1801] Re: IPエイリアスでNameServiceError?, Takahiro Kambe
- [postfix-jp: 1802] Re: IPエイリアスでNameServiceError?, Takahiro Kambe
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