[postfix-jp:02687] Re: Postfix でタイムゾーンが EDT になる問題

[Hideo NAKAMITSU <nomo@xxxxxxxxxxxxx>]

中満です．

# すみません．送信しようと思ったら関根さんからのメールが届いていたため
# 一部重複している部分があります．

On Tue, 08 Apr 2003 15:05:06 +0900
SEKINE Tatsuo <tsekine@xxxxxxxxxx> wrote:

> 初期 install 時に postffix を選択すると、
> /var/spool/postfix/etc/localtimeがEST になってしまいます。

/var/spool/postfix/etc/localtimeを作成するのはpostfix RPM
パッケージのpostスクリプトです．

SPECファイルの一部
---
# setup chroot config
mkdir -p %{ROOT}/etc
[ -e /etc/localtime ] && cp /etc/localtime %{ROOT}/etc
---

ESTになるというよりは，元々の/etc/localtimeがESTだった場合
/var/spool/postfix/etc/localtimeもESTになるというのが正確だと思います．

> timeconfig のようなツールで timezone を変更しても更新されま
> せん。GUIツール redhat-config-date でも変更されなかった気が
> します。

これはその通りだと思います．
/etc/localtimeなどをコピーするのはRPMのpostスクリプトの役割だからです．

> > /etc/localtime, /usr/share/zoneinfo/JST, /var/spool/postfix/etc/localtime
> > 通常であれば，これら3つのファイルは同じものです．
> 
> 誰がそうしてくれるんですか?

# すみません．zoneinfo/JSTではなくzoneinfo/Japanでした．

1. RedHatインストール時にデフォルトのタイムゾーン(東京)を選択することで
   /usr/share/zoneinfo/Japanが/etc/localtimeとして作成され，
2. postfixがRPMからインストールされることで，/etc/localtimeが
   /var/spool/postfix/etc以下にコピーされるためです．

インストール時のタイムゾーンがESTであれば，OSインストール後は
/etc/localtime = /var/spool/postfix/etc/localtime = /usr/lib/zoneinfo/EST
という状況になると認識しています．

ですが今回のタイムゾーンは日本でしょうから
「通常であれば，これら3つのファイルは同じものです．」という表現をしました．

> なので、システム install 時に postfix
> を入れてしまうと、その時点では /etc/localtime が EST用なので、
> /var/spool/postfix/etc/localtime も EST になります。

postfixのRPMがインストールされる直前の/etc/localtimeは
ESTなのでしょうか？

OSインストールの順番的には
・タイムゾーンの設定
・パッケージの選択
・パッケージ(postfix)のインストール
なので，RPMインストール前にはJST用の/etc/localtimeが用意されていると思います．

正確に実験したわけではないので，嘘をいっていたらすみません．

# ちなみに，RedHat9でOSインストール時にpostfixを選択していましたが
# インストール後の/var/spool/postfix/etc/localtimeはJSTです．

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Hideo NAKAMITSU <nomo@xxxxxxxxxxxxx>
http://solaris.bluecoara.net/
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